8月に70歳を迎えて以来、70歳がどんな歳なのかをじっくり味わってみたところ、驚いたことに70歳は69歳とは大きく違っていました。間違いなく世の中では70歳は高齢者であり年寄りなのですね。
いきなり保険証は2枚になるし、高齢者の割引特権は街中にあふれているし、この国はこんなにも高齢者に優しかったのだと知りました。
ですが、こんなことに甘えていては益々年寄りになってしまいます。人生100歳とも120歳ともいわれている時代です。もう少し頑張ってみませんか~
私はフィットネスの仕事を40年続けています。そのため筋力も体力もありますし、フィットネスウェアーを上手に着こなしてもいます。こんな70歳を迎えられたことはこの上なくとてもラッキーなことだと思います。ならば、私が日々続けているいろいろなことが、上手に歳を重ねるためのヒントになるのかもしれませんね。
私は10年前還暦を迎えた時に素敵に歳を重ねるための本「ロコモにならないワン・ツー・スリー運動」を出版しました。この本に書かれていることを実践してきた結果、古希を迎えた現在も少しも変りなく元気に人生を楽しんでいます。
これからこのサイトを「70歳の美学」と名付け、私の著書である「ロコモにならないワン・ツー・スリー運動」の中のコラムや70歳の美学について書き綴りたいと思います。もっと素敵で、もっと充実した人生になるヒントがあるかもしれません。皆様のこれからの生き方のお役に立てば幸いです。
Vol.1 歳をとらない美学 著書「ロコモにならないワン・ツー・スリー運動」より 2013年出版
私は、昨年還暦を迎え思ったことがあります。ひと言でいうと、「還暦なんて年寄りじゃない」
今や人生100歳とも120歳言われる時代です。「年齢は歳の8掛け」という人もいます。
ならば私はまだ40代!そう、そうなんです。還暦なんて言っている場合ではありません。もっと前向きに歳を重ねたい。そのために今やるべきこと、やれることは何でしょう?
たしかに、人は1年にひとつずつ歳をとりますが、何も心まで歳をとることはありません。
心は自分で決めればよいのです。老けたと思えばその瞬間から老人になります。
この「心」と大きく関わっているのが「体力」だと思います。体力の低下は人の気持ちを老けさせます。ですから、体力だけは温存する必要があります。体力さえあれば怖いものは何もありません。まだまだ人生を楽しむ自信が持てます。60歳でも70歳でも80歳でも行きたいところへ行き、人と交わり、ファッションにも興味を持ち、好奇心旺盛に・・・
この精神を持つことが素敵に歳を重ねるために必要な重要ポイントです。
「私はもう歳だから」は人生をもっともつまらないものにしてしまう言葉です。
私の86歳になる母が60歳の私に言った言葉です。「今も大事だけれど、綺麗なおばあちゃんを目指すのも楽しいわ」これぞ、歳をとらない美学です。ちなみに母は、いまだに夜な夜なパックを楽しみ、メイクの出来栄えを気にし、毎朝のストレッチと愛犬との散歩で足を鍛えています。「歳をとらない美学」がだんだんと見えてきませんか。
八千代スタジオHP
http://www.yachiyostudio.com/